上海5日目 午前編の続きです。
午後編。
負け犬状態でホテルに戻る。
部屋のネットをつかいMacbookでいろいろ確認。
住所は、baidu mapのサジェスト機能を使って、ブラインドSQLインジェクションのノリで特定したwwww
キャッシングの方法は、間違っていない様子。
で、住所の場所は南京西路駅のすぐ近くだった。
えー、なんでー、と思ったら、人民広場付近から続く九江路の延長線上だった。
途中で通りの名前が変わる様子。
ちょっと!駅員!!!!!
人民広場のくだり、全部無駄かよ・・・
というわけで、やりきれない気持ちと150元をにぎりしめ、南京西路へ。
のつもりが、
金沙路駅の自動券売機が怒濤の故障。
動いてるマシンも、コインのみ可ときたもんだ。
手持ちの1元コインはすでに1枚しかなく、これでは切符は買えない。
幸い、つぎの中山公園駅は比較的近いので、歩いて行くことに。
金沙路〜中山公園にある風景
もうおなじみな商店群。
電動バイク用のセフル充電器。
自転車修理屋、バイク修理屋、小さな日用品店など、いろいろなところで見かけます。
これを見ても分かるように、上海での電動バイクの普及率はかなりのものです。
町中を走っているバイクも、感覚でいうなら半分くらは電動のように感じます。
見ていると、原付レベルの速度は出ているみたい。
中国のこの過酷な環境でこれだけ普及しているなら、そのまま日本に持ってきても使えるのではなかろうか・・・
こんな小さなスペースで洗車屋もやってます。
川きたねぇな
ガード下で生活する人々と、それを覆い隠すように設置された、文明化を謳う看板。
歩いていると、中国の現実もいろいろ見えました。
ふたたび南京西路駅。
駅に上海銀行のATMがあったので、再びキャッシングにチャレンジ。
すると、また駄目。
ここらへんでやっと気づく。
master cardで試してみたら、カードホルダーが許可してないみたいなメッセージが出てる。
もしかしたら、提携カードだから海外キャッシングができないとか、そんなことがあるのではないだろうか?
そういば、契約時にそんなことを聞いた気もする。
ちくしょう。使えないじゃないか。
この時点で、ホテルの支払いと空港内での買い物以外で使える限度額が、手持ち現金の150元に限定されたのであった。
意気消沈しつつ地上へ。
駅ビル大きいです。
上のほうはマンションかな?
おしゃれな町並み。
この規模の、大きな地下鉄の駅の近くにはこの系列の雑貨屋さんが必ずあるみたい。
しかし、日本のオタク的な商品が必ずある。ふしぎ!
普通の雑貨屋なのに・・・
でも、
これはどうなの?
某模型雑誌の付録だよね?これ。
ユニクロも駅前にあります。
中に入ってみたけど、いろいろひどかった。
皆、手に取った商品を陳列に戻すときにぽいって放りなげるし、ぜったい畳まない。店員もあまり戻してないみたい。
吉野家も。
メニューはぜんぜん違ったけど。
洋風なのか、和風なのかwwwww
ここらへんも、少し歩いただけで古い中国が顔を出す。
で、上海公共交通カードが売っているはずの場所へ・・・
こんな感じの建物だった。
書いてある内容を推測するに、ここは地下鉄とかの予約とか、切符の販売とかの総合案内所らしい。公営の。
いや、これ駅の中に作るべきだよね?
よく分からないけど、1番って書いてある窓口に行って、中国語で書いたメモを見せたら通じた!
でも、記念券2種類のうち1つは品切れだっていわれた(たぶん)ので、辰年記念券を柄違いで2枚買った。
こんな感じで、色々な種類の交通券が買える。
下の奴は噂の腕時計型かな?
となりは隣で曰く有りそうな建物。
こんなこと書いてあるし。
というわけで、無事に上海公共交通カードが買えました。
こいつは、はやい話が日本でいうところのSUICAです。
上海の地下鉄の改札はこれに統一されていて、普通の片道切符も、一日乗車券も、基本的にはこいつです。
普通の切符の場合は、タッチで入場、退場時には専用の回収穴があって、そこに挿入すると改札を通れます。
こういうふうに、強制的に新しいシステムに統一できるのは流石の中国ですね。
で、次の目的地である宝山路へ。
しかし、南京西路から宝山路駅へはだいぶ遠回りしないと乗り継げない。
ので、宝山路から比較的近い四川北路まで行き、そこからはちい散歩のノリであるきながら宝山路を目指します。
この道程には、上海万博にむけて増設された10号線を使うんですが、
2号線から10号線への乗り換えの南京東路駅。
そして四川北路駅。
めちゃくちゃ奇麗で近代的。
全面密閉型で、地下鉄路線内とは空気的に分離されてる。
ので、列車が移動することにより発生する風もないし、背中を押されることも、飛び込みもない。
東京メトロはすみやかにこれを導入すべきwwwww
で、四川北路駅から地上へ。
よくあるダイナミックな造形の建物。
ここも、西洋と東洋、新と旧、富と貧が無秩序に混ざり合っていて、非常に興味深い。
幼稚園かな?
かっこいい!
こういう建物、あと10年もすると一つ残らず無くなっちゃうんだろうなぁ・・・
ICBCのビル。
どこにでもあるし、どこのビルもでかい。
そうこうしているうちに宝山路付近。
たぶん、ここが目的地(の一部?)。
上海京大国際貿易有限公司。かな?
一つのマーケットに、星の数ほどの小さな店がひしめき合ってて、その隙間でイリーガルな雰囲気の露天が生きてる。
おまえら、それ絶対仕入れたものじゃないだろwwww
適当にどこかから盗ってきたんじゃなかろうかとヒヤヒヤ・・・
カテゴリも合ってない商品が、ごちゃごちゃと山のように積まれている・・・
奥に進むと、露天は消えて(スペース無くなって)、昔のラジオ会館みたいな雰囲気に。
ただ、全部パチものか、正規品でも修理品ばっかりだけど。
ここでもスマートフォンが一番人気。
スマートフォンに関わってる店がほとんど。
中でも、iPhoneが一番人気。
といっても、本物を扱ってるのはせいぜい修理屋くらい。
あとは、形が似てればマシなほうで、似ても似つかないパチものにリンゴのマークを貼っただけのものがごろごろ。
果ては、フィーチャーフォンにまでiPhoneと書きだす始末・・・
ちょっと見にくいけど、真ん中のGalaxyっぽい機種には大きくSVMSVNGって書いてある。
SAMSUN○も、ついに中国がパチものを作ってくれるレベルの世界的ブランドになったってことなのか?www
こっちはhxc。
なんていうか。すごいね。
ゲーム機は意外と本物が多い。
マジコンとセットだけどwwww
真空管は高級エレメント?
けっこう多くの店で、その場で何かを修理してる。
プロジェクターだったり、スマートフォンだったり、ゲーム機だったり、オーディオだったり。
たぶん、これは成れの果て。
何か買おうかとも思ったけど、基本的に商品には値段が書いていない。
時価なんだろうか?
交渉できるレベルの中国語がわからないと、買えない雰囲気だったし、クレジットカードも使えなさそう。
というわけで、暗くなってきたので宝山路駅へ。
宝山路駅と金沙路駅はおなじ3号、4号線なので、このままホテルに直行できます。
宝山路駅の窓からの風景。
どうやら車両基地のようです。
上海駅のとなりだからかな?
けっこうレトロな車両があって、趣きがありますね。
ここからはホテルへ直行でした。
すっかり暗くなっていたけど、上海の道路は流石に慣れました。
ホテルで荷物をおろして、再びコンビニへ。
気になっていたペプシMAXを買ってみました。
夕食後に飲んだけど、普通のペプシだった・・・
そして、夕食。
もうすっかりなじみの、ホテルのレストランへ。
団体客が入っていたようで、丸テーブルが増設され、みんな忙しそうです。
肉たべたかったので、フィーリングで頼んでみた。38元。
ちょっと食べにくかったけど、まぁまぁおいしかったです。
もうすこしブラックペッパーがきいていたほうが美味しいかもね。
といった感じで5日目もおわりました。
今は自室でゆっくりしてます。
ていうか、もう日本は日付変わってますね。
こちらはまだ23:30です。
ブログは日本時間に合わせてるはずだから、12日の投稿になるかな?
じつは、この原稿はほぼ書き終えていたんですが、Flickrの画像を50%くらい挿入しおわったところでMacbookがハングアップ。
今日に限ってEvernote以外のアプリで書いていて、しかも保存してなかったので、泣く泣く、思い出しながら書きました。
やっぱりEvernote最強!(こまめに保存してなかった自分が悪い。
明日は11:50のフライトです。
トラブルの可能性と、お土産を買う時間を考えるなら8時までにホテルを出る必要があります。
ということで、もうそろそろ寝ます。
China Unicomのsimが使えないので、次の更新は日本にもどってからでしょうか。
乗れなくて、泣く泣く現地からなんてことにならない事を祈りましょうw